tsuge444

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 管制塔元被告団 団結合宿開かる

<<   作成日時 : 2005/08/10 06:39   >>

トラックバック 0 / コメント 0

管制塔元被告団 団結合宿開かる!
弁護団&関係団体&勝手連有志も参加

 8月6日〜7日、箱根にて標記合宿が開かれました。これは、昨年から被告団によって、大慰労会として準備されていた合宿でした。7月7日の損賠請求の時効を超えた8月に皆で大宴会をやろうという企画でした。
 ところが、時効直前4月の国側からの強制執行の通告によって、準備されていた合宿は、これに立ち向かうための団結合宿に変わりました。天変動地の事態にもかかわらず大宴会の趣旨は貫かれ、豪快に飲み、笑いがはじける感動的な合宿となりました。
 管制塔元被告16人中、都合がつかなかった5名を除く11名が参加。遠くは岡山から、あるいは6歳と3歳のお嬢さんを含め家族ごと4名が車で参加の被告もいました。この被告には、家族部屋が用意されていました。弁護団から4名、そのほか関係団体、勝手に連帯者を含めて、総勢33名の大合宿となりました。
 日程の最初に、映画「大義の春」のDVDを上映。
「あのハンマーを振るっているのはオレ」
などの解説入りで大いに盛り上がってところで宴会。
■「中途半端な金額でむしろ良かった」―前田元隊長
 元被告団中川氏の軽妙な司会と前田元隊長の
「われわれに、このような団結合宿を開く機会を与えることになった1億円の強制執行という“プレゼント”に対して、これを怒りに変えて国にたたき返してやりましょう。2千万とかの中途半端な金額でなかったことがむしろ良かった。誰しもが怒る。元金を超える6千万の利子にも皆があきれている。お年寄りも、既に怒っておられるし、若い人にもこれほど分かりやすいことはない。怒りを基金に組織し、11月初めには、この見せしめ弾圧に屈しないわれわれの激情を叩き付けましょう」
という挨拶を皮切りとして、参加者全員からそれぞれの強制執行の状況の報告、ほかの参加者からの周りの反応の報告などを受けて宴会は佳境に入っていきました。
 この中で、「会社が、私をかばってくれています」との元被告の話しもあり、「連帯基金には100万円を超えるカンバを送ってくれた方や、50万円を送ってくれた障害者もあって、管制塔占拠とそれに連帯する戦いが多くの人々に支持され、色々な人の生きる支えにもなっていることを実感して胸が熱くなります」との報告もありました。
 途中で、「元被告団応援歌」も披露され、初代弁護士から、「基金を集めることにとどまらず、運動によってこのお返しをしてやる、激烈で面白いことを考えよう」などの“アジテーション”もあったりして、まことに有意義で楽しい宴会となりました。
■「これ以上元被告を苦しませたくない」−和多田責任者
 最後に、和多田管制塔元被告責任者が一本締め。その際、
「私は、3・26闘争の作戦を立案・実行した。その責任を痛感している。これ以上元被告を苦しめさせたくない。国との窓口は私に一本化した。1万人から1万円を集めるというのは、そんなに甘くない。気を引き締めて訴えて、なんとしても10月末までに基金を集め、11月には叩き付けてやりましょう」
と静かにかつ厳然として発言しました。
 その後も、部屋に帰って二次会。弁護団からの大量な差し入れをつまみに、驚くべき量のビールとお酒を飲み干しながら、旧交を温めつつ各団体や各地方での取り組みの具体策を煮詰めていったのでした。
■笑いあふれる楽しい集い
この合宿を通して、特徴的だったことがありました。
・ 事態の深刻さにもかかわらす、和やかな笑いに満ちた楽しい集いとなったこと。
・ 分離裁判を強要された元被告も、関係党派の現役や退役も、弁護士も27年の経過の中での立場の違いにもかかわらず、心温まる交流がありこの非常事態に立ち向う決意が漲っていた事。
・ 全国から参加した元被告を始めほとんどの参加者が、管制塔元被告連帯サイトを開いていて、情報交流の場として機能していること。
・ 白川真澄さんから、
  ・8月2日に、廃港要求宣言の会・連帯する会関係の集まりを持った。
  ・連帯支援の声明をつくり、現在賛同者募集中であり近く発表する。
  ・9月18日に東京で支援連帯集会を開催する。
 などが発表され、団結合宿参加者の全体の取り組みとすることが確認されました。
■一億本の火炎弾を!
 8月2日の廃港要求宣言の会などの会合と、この団結合宿を通して、いよいよ10月末までの三ヶ月のロードレースは、本番となりました。
 近く発表される「元管制塔被告への不当な損害賠償請求に抗議し、被告たちを全力で支えよう 、皆さんへ、大胆率直に、訴えます」との文化人の声明も活用して基金運動を起こしましょう。
 3・26の際に、火炎瓶を投げた人もその機会がなかった人も、管制塔占拠に感動した人も、この事態によって三里塚で連綿と続いている国の非道を知った人も、今年の11月初めには、こぞりこぞって憤怒に燃える“一億本の火炎弾”を投げつけてやりましょう。

(写真について:合宿参加者の集合写真も撮影されていますが、特別な事情を抱えている元被告もいるので、公開は遠慮させていただきます。)

 以下は、柘植の感想です。
 感動しました。
 この強烈な弾圧にもかかわらず、管制塔の元被告達の明るさ、周りへの信頼から生まれる静かな確信に感動しました。
 27年の歴史の中で、対立したり別れたりした者達が、この件こそは力を合わせて跳ね返さねば、自分の人生の価値が失われると、協力し合う場が生まれた事に胸打たれました。
 厳しい状況の中で、優しいいたわりあいがありました。
 遠い道を、家族と共に帰る被告の車に、皆が熱烈に手を振りました。
 強制執行という暴風を契機として、温かい優しさが芽生えてきていることに感動しました。
■のぼれ のぼりぬけ
 帰りの列車の中で、私は、この心に染み渡る温かいものはなんだろうと思っておりました。どこかで歌ったことのある歌の歌詞ではないかと…。
 帰宅後、高田三郎の組曲「水の命」の歌詞にその世界があることに気付きました。
 高野 喜久雄の詩の第一曲は、こう始まっています。

降りしきれ 雨よ  降りしきれ   すべて  立ちすくむものの上に
また  横たわるものの上に

降りしきれ 雨よ  降りしきれ  すべて  許しあうものの上に
また   許しあえぬものの上に

降りしきれ 雨よ  わけへだてなく 枯れた井戸  踏まれた芝生
こと切れた梢  なおふみ耐える梢に

降りしきれ  そして  立ちかえらせよ  井戸を井戸に  庭を庭に
木立を木立に  土を土に  おおすべてを  そのものに  そのもののてに

第二曲は、こう結ばれています。
うつした空の  青さのように  澄もうと 苦しむ  小さなこころ
うつした空の  高さのままに  在ろうと 苦しむ  小さなこころ

第五曲は、このように歌いかけて終曲となります。

たとえ 己の重さに  逆らいきれず  雲となり  また ふたたび降るとしても

のぼれ のぼりぬけ  みえない つばさ  いちずな つばさ あるかぎり
のぼれ のぼりぬけ  おお

 損賠という暴風は、恵みの雨を呼ぶ事となりました。
 今、「許しあうものの上にも許しあえぬものの上」にも降り始めた温かい雨の中で、命がよみがえりつつある。
 私達は、「なおふみ耐える梢」だ。「澄もうと苦しむ小さなこころ」をかかえてのぼりぬく、「いちずなつばさ」だ。のぼれ のぼりぬけ。まちがいなく、のぼりぬけるのだ。
 このようなしたたかな確信を与えてくれた合宿でした。

設定テーマ

注目テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文